安芸・室戸・馬路村エリアには熊野神社、妙見山、室戸岬などの観光スポット、熊野神社祭、椎名八王子宮秋祭、佐喜浜八幡宮大祭などの観光イベント、マッコリ、かんざし、かつおのたたきなどのご当地グルメがあります。
真っ青な太平洋を一望するエリアです。土佐湾に面した安芸はのどかな田園地帯のなかに観光名所が点在しています。三菱グループの祖・岩崎弥太郎の生家や、坂本龍馬の右腕だった中岡慎太郎の資料館など、幕末から明治維新にかけての歴史を感じることができる史跡をめぐるのもおすすめです。
少し変わったところでは「北川村・モネの庭・マルモッタン」も人気です。印象派の画家モネの庭をモデルにして造られたガーデンです。「水の庭」「花の庭」「光の庭」からできていますが、いずれもモネの絵そのままの世界観が見事に三次元化されていて驚きます。
土佐湾が途切れるあたり、四国の東南橋にあるのが室戸岬です。太平洋に向かってツンと突き出ている全長48kmにおよぶ海岸線は、ほぼ全域が室戸阿南海岸国定公園になっています。
室戸岬の「室戸ドルフィンセンター」ならば、イルカとコミュニケーションすることもできます。5種類のプログラムや1日3回行われるイルカと一緒に泳げるドルフィンスイムなどにチャレンジして、大いに癒やされましょう。
さらに、オーシャンビューでキャンプを楽しみたいならば「室戸岬夕陽丘キャンプ場」 がおすすめです。名前そのままのきれいな夕焼けを見られるスポットとしても有名です。
テントごとのスペースが十分あるのでプライベートを重視したひとときを過ごすことができます。温水シャワー等の設備も整っているので、ワイルドなアウトドアは苦手な人にもおすすめです。
キャンプがてら、室戸岬のシンボルでもあり白い灯台に足を伸ばしてみるのも良いでしょう。海岸沿いには乱礁遊歩道もあり、荒波に侵食されて形成された不思議な地形を眺めながらのそぞろ歩きも愉快なひとときです。
目いっぱい遊んだ後は、室戸港で水揚げされる新鮮な魚介類を味わうことができるのも楽しみのひとつです。いわゆる「土佐のいごっそう」と呼ばれる豪華なもてなし料理に舌鼓を打つのも良いでしょう。カツオだしが聞いた土佐ラーメンもこれからブーム到来の予感がする隠れた人気ご当地B級グルメです。
印象派の巨匠モネの愛した庭として有名なフランス・ジヴェルニーにある「モネの庭」を再現して創られた。 北川村「モネの庭」マルモッタンの概要 北川村「モネの庭」マルモッタンは、高知県安芸郡北川村に位置する美しい庭園で、フランスの印象派画家クロード・モネの庭を再現した場所です。1999年に開園し、その美しい風景と静かな雰囲気から、多くの観光客やアート愛好家に愛されています。庭園はモネが愛したフランス・ジヴェルニーの庭をモデルにしており、四季折々の花々が訪れる人々を魅了します。 歴史 設立の経緯 1990年、北川村は特産品である柚子を基幹とした村おこしを計画しましたが、バブル崩壊の影響で計画...»
高知県東洋町の郷土料理”こけら寿司”は、ほぐした焼魚の身を入れたゆず酢をたっぷりと入れたご飯の上に、しいたけやにんじんを散りばめ、その上にさらにご飯をのせて、具材を散りばめてと、幾重にも重ねて作る押し寿司の一種。その何層にも重ねる様を「喜びを重ねる」にかけて作られたことから、祝い事や神祭りには欠かせない料理になっていったようだ。大きなものは華やかで迫力があり、外観にかなりのインパクトがあるが、それも地元のおいしい自慢のお米があってこそ。こけら寿司はお米が主役の郷土料理なのだ。 高知県の代表的な食文化の一つに「すし文化」があります。そのバリエーションは豊富で、一般的な握りずしはもちろん、「押し...»
大きな口と鋭い歯を持ち、“海のギャング”と呼ばれる獰猛なうつぼ。身体は細長く、全長90cmほどもある。高知県はそんなうつぼを郷土料理のひとつとして受け継いできた、全国でも珍しい土地柄だ。主に須崎市、土佐市、室戸市で水揚げされ、旬は秋から3月頃。タタキや唐揚げ等の料理もよいが、寒い時期は、すき焼も格別。野菜などと一緒に煮て、醤油ベースの割り下で味わう。白身は柔らかくふっくらとした食感が魅力で、皮と身の間には独特の弾力がある。皮下にゼラチン質のコラーゲンがたっぷりあるので、女性にも人気が高い。 ...»
室戸の荒磯で獲れる、時期限定のおいしい食材がアワビ類(藻食性の巻貝の軟体動物の一種)のトコブシ。海辺にある岩の裏に吸い付き、表面を流れるようにスムーズに這うことから地方名で「ながれこ」と呼ばれる。5月から8月まで限定の、たまらなくおいしい食材。鮑(アワビ)よりも小ぶりで、小さいアワビと一見区別がつかないのですが、アワビと比べると殻の穴が6~9個(アワビは4~6個)と多く、殻が管状に高くなっていない。やわらかさはアワビよりも柔らかく、アワビと同じ味わい。室戸に来たら是非味わって欲しい食材。食べ方は、刺身や煮物、塩焼きなどがあり、室戸では炊き込みご飯など、家庭でもよく食べられている。火であぶりしょ...»
名前の由来でもある「金色に光り輝く」大きな目が特徴の深海魚。白身の高級魚で、良質のタンパク質、脂質、ミネラルが豊富。高知県では、主に室戸沖の水深200~800mの深海で通年漁獲され、漁獲量は約2千トン(平成14年)。出荷先は主に関東方面となっており、東京都中央卸売市場では全国トップクラスの取り扱い高。上品な味わいで、 「刺身」「たたき」「しゃぶしゃぶ」「鍋物」「炊き込みご飯」「マリネ」「揚げ物」など、和・洋・中いずれも美味しく料理できる。近年、室戸のきんめだいは全国ブランドとなりつつある。 旬 12月 1月 2月...»
高知県の室戸岬沖は最も清らかな海水と言われる「北太平洋・深層海流」の希少なポイント。創業1773年の日本酒メーカー「土佐鶴酒造」が、その貴重な水を活かす吟醸酒の開発に取り組み、生まれた「azure」。口当たりも滑らかでキレがあり、後味が爽快な新しいタイプの吟醸酒だ。海洋深層水の力強い発酵が生み出した、すっきりと透明感のある辛口の吟醸酒は和食をはじめ、幅広いジャンルの料理によく合う。スタイリッシュなボトルデザインやパッケージに至るまで、国境や世代を超えて日本酒の良さをアピールしている。azureとは、青、紺碧の意味。土佐鶴酒造では、深層水を利用したゆずリキュールの「土佐のゆず酎」も製造販売してい...»
地元室戸市では知らない人はいないほど、人気の一品。その名の通り、上質な白身魚のすり身中に高知産の新鮮な玉子を3つが連なって入っていてるかまぼこ。蒲鉾のどこを輪切りにしてもゆで卵の断面が出てピンク、白、黄色の色合いが表れ、食卓を飾る。1938年(昭和13年)に創業の老舗蒲鉾店「山本かまぼこ店」の定番商品。...»
明治維新後から5代にわたって続く老舗の菓子店「浜口福月堂」は、高知県野根に店を構え、一途に野根まんじゅうを作り続ける。自家製こし餡は、厳選した北海道十勝小豆100%を使ってざらめと共に炊き、愛情と根気と一緒に練り上げる。炊きあがっても直ぐには使わず糖分を落ち着かせるべくしばらく寝かせる。生地は小麦粉に四温糖に水など、安心な食材で作られる。これらの素材を手でよくこねて、純米酒でほんのり風味付けした生地であんを包み、ふっくらと蒸し上げる。限りなくうすい皮に、こし餡がしっかりと詰まっていて口にしたとたん「ほろっ」とほどけるような、軽く口当たりのよい、一口サイズのおまんじゅう。上品な甘さがお茶にぴった...»