名水百選にも選定されている清流・四万十川。その豊かな自然に恵まれた川沿いで育った“窪川ポーク”は、高知県が誇るブランド豚だ。中でも地元産の米を使った配合飼料を与えて育てる“米豚”が今注目されている。四万十川が流れる四万十町は標高230メートルに位置しており、昼夜の温度差が大きいことから美味しいお米が育つといわれる県内有数の米どころ。もともとは、飼料の価格が高騰したため、コストダウンの方法として、特産品である“仁井田米”を配合するようになったそうだが、その結果、体重の増加量が通常飼育のものを上回り、赤身の中の脂肪交雑(霜降り)が豊富で、味と風味が良く、柔らかでジューシーと評価の高い豚が仕上がった。そのおいしさはシンプルにしゃぶしゃぶで味わうのがおすすめだ。高知県の特産であるショウガと合わせたショウガ焼きも絶品。