高知を代表するスイーツと言えば、昔懐かしいアイスクリン。昔ながらに道路わきに出ている屋台の移動販売で、高知県人なら誰でも知っているスイーツ。砂糖、卵、脱脂粉乳、バナナ香料等で作られる乳脂肪分3%以下の氷菓子のことで、見た目はアイスクリームですが、専門的な分類によると、かき氷の仲間になる。舌触りはアイスクリームよりあっさり、かき氷よりしっとり。独特のサクサク、シャリシャリの食感と、さっぱりとした甘さはやみつきになること請け合いです。定番は、ほんのりバナナ味の白いアイスクリンですが、抹茶・ゆず・あずき・いちご・メロン・みかん・ソーダ・チョコレートなどもあり、バラエティ豊かな味が楽しめます。明治2年横浜馬車道通りで、あいすくりんとして製造販売したのが、日本で最初のアイスクリームといわれ、高知市やがて全国的に広がった。自動車の普及で、道路脇にパラソルを開いたアイスクリンやさんが急増し、県内に100本以上のパラソルの花が咲きました。今もこれだけ街中で普通に売られているのは高知だけ。高知の気候風土にも合い、高知名物アイスクリンとして親しまれています。