カツオの胃と腸を原料とする酒盗。胃や腸は一匹のカツオから少量しかとれない。その貴重な原料を塩漬けにして、約1年間熟成させたもの。普通の醤油やタレでは味わうことができないコクが生まれる。
【歴史・由来】
現在の土佐清水市で土佐藩主であった山内豊資がカツオの内臓で作られた塩辛を食したところ、とてもお酒が進んだことから自ら「酒盗」と名付けたという伝承がある。
【おすすめの食べ方】
酒の肴やご飯のお供としても美味。おすすめの食べ方は、熱を加え、より一層コクがした焼きおにぎり。他にも料理の隠し味として幅広く使用されている。