エガニというのは高知県での名称で、正式名称は”ノコギリガザミ”といい、美味で有名な上海ガニと似た形と味を持つカニだ。基本的には熱を通して食べるカニで、生きている間には黒茶色だが、加熱すると色素が変色し甲羅が赤くなる。味は濃厚で美味と評価が高く、特にメスが持っている内子(体外に孵出される前の卵)の味が良いといわれ、11~1月の時期がもっとも食べ甲斐がある時期だという。エガニは小型のカニだが、時折、甲長60センチ以上のものも発見され、巨大エガニ捕獲等のニュースで世間を騒がせている。
旬 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月