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高知市周辺

Kochi city

高知市周辺の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

高知市周辺 観光ガイド

高知市周辺の観光・旅行 Info

高知市は、坂本龍馬をはじめとする幕末の志士たちゆかりの地であり、歴史・自然・グルメの宝庫でもあります。市街地はコンパクトで、徒歩や路面電車で回れるのも魅力です。以下に、高知市内およびその周辺の見どころをご紹介いたします。

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高知城

現存12天守の一つ、歴史好き必見の名城

高知城は、江戸時代の天守が現存する貴重な城で、日本100名城にも選ばれています。山内一豊によって築かれたこの城は、天守・本丸御殿・追手門などが良好な状態で保存されており、往時の姿を体感できます。

アクセス

とさでん交通「高知城前」電停より徒歩約5分

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はりまや橋

高知のシンボル、よさこい節に登場する名所

坊さんかんざし買うを見た」という有名なよさこい節に登場する場所として知られるはりまや橋。現在の橋は再建されたもので、周囲には写真スポットやからくり時計も設置されています。

周辺情報

近くにはひろめ市場高知よさこい情報交流館もあり、立ち寄りに便利です。

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ひろめ市場

高知のグルメを一堂に楽しめる屋台風市場

ひろめ市場は、高知市中心部にある飲食と土産が融合した活気あるスポットです。カツオのたたきをはじめ、ウツボや土佐巻など地元の味を気軽に楽しめます。地元の人と観光客が同じテーブルで語らう、独特の雰囲気も魅力です。

おすすめグルメ
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桂浜

坂本龍馬像と太平洋の絶景スポット

桂浜は高知を代表する景勝地で、弓状の白砂青松の浜辺と雄大な太平洋の景色が魅力です。坂本龍馬像が高台から海を見守る姿は、旅の記念写真スポットとしても人気です。

周辺施設
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高知県立牧野植物園

植物学者・牧野富太郎博士の業績を辿る癒しの場所

朝ドラ『らんまん』のモデルとしても知られる牧野富太郎博士の業績を伝える施設で、約3,000種以上の植物が展示されています。四季折々の草花を楽しめ、園内は静かで心落ち着く空間です。

アクセス

高知市中心部から車で約20分。桂浜方面とセットでの観光がおすすめです。

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高知市内のユニークスポット

その他にも見逃せない穴場が点在

高知市周辺のグルメガイド

高知市周辺は、太平洋の恵み山の幸にあふれる土地で、独自の郷土料理や新鮮な海産物、柚子や芋けんぴなどの名産品が豊富です。地元の人々が愛する味を、観光と一緒にぜひ体験してみてください。

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高知の名物グルメ・ローカルフード

カツオのたたき

高知を代表する郷土料理で、藁で香ばしく炙ったカツオを、ニンニクやネギ、タマネギなど薬味たっぷりでいただきます。塩で食べる「塩たたき」も絶品で、ぜひ本場で味わいたい逸品です。

ウツボ料理

見た目からは想像できない美味しさで知られるウツボの唐揚げやたたきは、高知ならではの珍味。皮がコラーゲンたっぷりで、地元では定番の一品です。

田舎寿司

山間部の名物で、酢でしめたコンニャクや椎茸、タケノコを寿司ネタにした素朴な味わいの郷土寿司。祭りや家庭の行事でよく食べられます。

鍋焼きラーメン(須崎市)

少し郊外になりますが、須崎市発祥のアツアツ土鍋で提供される醤油ラーメン。鶏ガラスープに生卵を落としていただくスタイルで、地元民のソウルフードです。

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人気のレストラン・食事処

明神丸(ひろめ市場・帯屋町本店など)

カツオの藁焼きたたきの実演が名物。焼き立てをその場で食べられる臨場感と、塩たたきのうまさで観光客に大人気です。ひろめ市場内の屋台と、帯屋町商店街にも店舗があります。

土佐料理 司(つかさ)

創業100年以上の老舗で、土佐料理のフルコースを上品な空間でいただけます。観光客だけでなく地元の接待にも使われる信頼のお店です。

珍味堂 本店(高知市追手筋)

ウツボやクジラ料理など、高知の珍味系グルメを体験したい方におすすめの居酒屋。家庭的な雰囲気と地元酒の豊富さが魅力です。

高知屋台 安兵衛(やすべえ)

高知名物の屋台風餃子が名物。ビール片手に焼き餃子とラーメンを味わう夜の〆に最適なお店です。

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高知のお土産

芋けんぴ

高知の定番お菓子。細切りのさつまいもを揚げて砂糖でコーティングした素朴な甘さが人気です。芋屋金次郎水車亭(みずぐるまや)など専門店の商品は、上品なパッケージで贈答にもおすすめ。

文旦(ぶんたん)製品

冬から春にかけて旬を迎える柑橘・文旦。文旦ゼリーピール菓子など、おしゃれなお土産も多く揃います。

馬路村のゆず製品

馬路村(うまじむら)ブランドの柚子ジュース・ポン酢・ジャムは、香り高く味も上質。女性を中心にリピーターの多い人気土産です。

地酒(日本酒)

酔鯨(すいげい)・美丈夫(びじょうふ)・土佐鶴(とさづる)など、高知は酒どころとしても有名。試飲できる店舗や酒蔵見学もあります。

よさこいグッズ

夏の「よさこい祭り」にちなんだ小物やTシャツ、鳴子なども人気。よさこい情報交流館などで入手できます。

高知市周辺の季節の祭り・イベント

高知市とその周辺地域では、伝統文化を受け継ぐ祭りや、地域住民の情熱が結集したイベントが四季を通じて開催されます。観光で訪れる方にとっても、これらの祭りは高知の文化を肌で感じる貴重な機会です。

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よさこい祭り(高知市)

高知の夏を彩る最大の祭り

よさこい祭りは、毎年8月9日から12日にかけて開催される、高知を代表する大規模なイベントです。「鳴子(なるこ)」を手に持って踊ることがルールで、各チームは音楽・衣装・振り付けすべてをオリジナルで構成し、迫力満点の演舞を披露します。

見どころ
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土佐のおきゃく(高知市中心部)

高知らしい「おもてなし」の祭典

「おきゃく」とは、高知弁で「宴会」を意味し、高知の街全体が大宴会場になる春のイベントです。3月上旬に開催され、中央公園をはじめ、商店街や路上に座敷や屋台が設けられ、酒と食を通じて交流を楽しむユニークな祭りです。

特徴
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春の高知城花回廊

歴史と花が織りなす幻想的な夜

毎年4月頃に開催されるイベントで、高知城周辺が灯りと草花で幻想的に彩られる祭典です。和傘や竹灯りの展示、琴の演奏など、日本文化と春の情緒を楽しめる趣ある催しです。

開催場所・内容
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龍馬に大接近(高知市・桂浜)

坂本龍馬像の目線を体験できる限定イベント

桂浜にある坂本龍馬像のすぐ隣に登れる展望台が、春と秋の年2回だけ設置されます。龍馬の目線で太平洋を見渡せるとあって、ファン必見のイベントです。

開催時期

例年、ゴールデンウィークと龍馬生誕月の11月に開催されます。

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志国高知 幕末維新博 関連イベント

坂本龍馬や幕末の志士たちをテーマにした企画展

高知県全域で実施される文化イベントの一環で、高知城歴史博物館・坂本龍馬記念館などで特別展や講演が行われます。歴史ファンには見逃せない催しです。

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その他の地域祭り・風習

いの町紙のこいのぼり(いの町)

和紙の産地・いの町で、川に泳ぐ巨大な紙のこいのぼりを展示。地元の小学生や職人が協力して制作し、春の訪れを告げます。

高知県民の宴会文化

高知では「べく杯」と呼ばれるユニークな酒杯を使ったゲームや、返杯文化(お酌を断らない)など、宴席文化が深く根付いています。これらも高知の地域的な特徴として、観光客に驚かれることの一つです。

高知市周辺の気温・天候

高知市は太平洋に面した温暖な地域で、四国地方の中でも雨が多い都市として知られています。一年を通して比較的過ごしやすい気候ですが、台風や集中豪雨にも注意が必要です。以下では、春・梅雨・夏・秋・冬の季節ごとに、気温や服装の目安、特徴的な気象条件についてご説明いたします。

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春(3月〜5月)

穏やかな気温と花の季節

春の高知は、平均気温が13〜20℃程度で、過ごしやすく爽やかな陽気が続きます。桜やツツジなどの花が咲き誇り、高知城・鏡川沿いなどでの花見が人気です。

服装の目安

3月は朝晩が冷えるため薄手のコートやカーディガンがあると安心です。4月後半から5月にかけては、長袖シャツや薄手のジャケットがちょうどよいでしょう。

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梅雨(6月〜7月上旬)

全国有数の雨量を誇る高知の梅雨

高知は日本の中でも梅雨の降水量が非常に多い地域です。6月から7月中旬にかけては雨の日が多く、湿度が高いため蒸し暑さを感じます。雨具や防水対策は必須です。

気温と注意点

気温は20〜27℃ほどですが、湿気により体感温度が高く感じます。道路が滑りやすくなるため、滑りにくい靴を選ぶと安心です。

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夏(7月中旬〜9月)

日差しが強く蒸し暑い太平洋型気候

夏の高知は、最高気温が30〜35℃を超える日が多く、熱中症対策が必要です。夜でも気温が高くなる傾向があり、熱帯夜(25℃以上)になる日も少なくありません。

台風への備え

高知は台風の進路上にあることが多く、夏から初秋にかけて暴風雨や高波、土砂災害のリスクがあります。旅行時には天気予報をこまめにチェックし、鉄道や飛行機の運行状況にも注意しましょう。

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秋(10月〜11月)

爽やかで観光に最適な季節

秋は高知旅行のベストシーズン。平均気温は18〜25℃前後で湿度も下がり、快適に観光を楽しめます。市街地や周辺の山間部では、紅葉や秋祭りも楽しめます。

服装の目安

10月は長袖シャツに薄手の羽織り、11月はセーターやジャケットがあるとちょうど良いです。朝晩の気温差が大きくなるため、調節しやすい服装を心がけましょう。

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冬(12月〜2月)

温暖だが風が冷たい冬

高知市は冬でも雪がほとんど降らない温暖な地域です。最低気温は2〜5℃、最高気温は10〜13℃程度で、太平洋側の特徴的な晴天の日が多いのが魅力です。

注意点

太平洋の海風が強く吹く日もあり、体感温度は実際の気温より低めに感じることがあります。防風性のあるアウターがあると快適です。

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高知市の気候の特徴と留意点

雨が非常に多い都市

高知市は年間降水量が約2,500〜3,000mmと、全国でもトップクラスです。特に梅雨と台風の時期には集中豪雨になることがあり、短時間に激しく降る「ゲリラ豪雨」にも注意が必要です。

台風の通り道

高知県は台風の進路にあたりやすく、特に8〜9月には台風接近による交通機関の遅延・運休が発生することがあります。事前の確認と予備日を含む計画をおすすめします。

高知市周辺へのアクセス

高知市は四国地方南部に位置し、飛行機・鉄道・高速バス・自家用車など多様なアクセス手段があります。空路・陸路ともに整備されており、遠方からの観光客にも利用しやすい環境が整っています。以下では、それぞれの交通手段について詳しくご紹介します。

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飛行機でのアクセス

高知龍馬空港(高知空港)

高知市の空の玄関口である「高知龍馬空港」は、高知市中心部から約18km、車で30分ほどの場所に位置しています。国内主要都市とを結ぶ便が発着しており、東京・大阪・名古屋・福岡などからアクセス可能です。

主な就航路線
空港から市内へのアクセス

空港からは、高知駅やはりまや橋方面へ直通のリムジンバスが運行しています。所要時間は約30分、料金は700円程度です。レンタカーやタクシーの利用も可能です。

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鉄道でのアクセス

JR土讃線(どさんせん)を利用

高知駅はJR土讃線の中心駅で、岡山方面と特急列車で直結しています。岡山駅では新幹線(山陽新幹線)と接続できるため、関西・中国地方からのアクセスにも便利です。

主要ルートと所要時間

鉄道利用の場合、瀬戸大橋を渡る雄大な景観を楽しめるのも魅力のひとつです。

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バスでのアクセス

高速バス路線(都市間バス)

高知市は多くの都市と高速バス(夜行・昼行)で結ばれています。新宿・大阪・神戸・京都・広島などから発着しており、費用を抑えたい方や長距離移動に慣れている方に人気の手段です。

主要都市からの所要時間(目安)

バスは高知駅バスターミナルやはりまや橋バスターミナルに到着するため、市内観光にも便利です。

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自家用車でのアクセス

高知道(高知自動車道)を利用

自家用車を利用する場合は、高知自動車道(高知道)を経由するルートが便利です。高速道路は四国内や本州からの接続が良く、南国ICや高知ICで市内にアクセス可能です。

主なICからのアクセス時間(目安)

自家用車での移動は、四万十川・桂浜・室戸岬など市外の観光地を訪れる場合にも便利です。

高知市周辺の移動手段

高知市周辺には、観光客向けの交通インフラが整っており、路面電車・バス・レンタカー・シェアサイクルなど多彩な移動手段が用意されています。観光目的やスケジュールに応じて、最適な交通手段を選ぶことで、より快適に高知の魅力を楽しむことができます。

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路面電車(土佐電気鉄道/とさでん交通)

高知市内を結ぶ便利な公共交通

高知市内の主要観光スポットを巡るのに便利なのが、「とさでん交通」の路面電車です。日本でも数少ない現役の路面電車で、観光の移動手段としてはもちろん、旅の風情を味わうにも最適です。

主な路線と停留所
料金と利用方法

基本運賃は大人200円・小児100円(均一制)で、乗車時に支払います。ICカード(My遊バスきっぷ)や、観光客向けの1日乗車券(大人600円)も利用可能です。

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バス(とさでん交通・高知県交通)

市内外をカバーする路線網

路面電車ではカバーできない地域へのアクセスには、路線バスが便利です。とさでん交通バスや県交通バスが運行しており、高知駅やはりまや橋から出発するルートが充実しています。

主な行き先

乗り継ぎの際には、はりまや橋ターミナルが中心的なハブとなります。

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レンタカー

広範囲の観光におすすめ

桂浜・龍河洞・四万十川・室戸岬などの市外観光地を巡る場合は、レンタカーの利用が非常に便利です。高知駅前や高知空港周辺には複数の大手レンタカー会社があり、事前予約でスムーズな利用が可能です。

おすすめポイント
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観光周遊バス「My遊バス」

観光地を効率的に巡れるお得なバス

My遊バス」は、高知駅・はりまや橋・五台山・桂浜など、主要観光地をつなぐ観光客向けのバスです。1日乗車券(1,000円)で何度でも乗降できるため、短時間で効率よく巡りたい方におすすめです。

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自転車・シェアサイクル

市内の観光に最適なエコな移動手段

高知市は平坦な地形が多く、レンタサイクルやシェアサイクルも観光客に人気です。主要観光地やホテル、駅周辺にサイクルポートが設置されており、スマートフォンアプリで簡単に利用できます。

おすすめの利用シーン

高知市周辺の観光コース

高知市は歴史、自然、グルメの三拍子が揃った魅力あふれる観光地です。市内の観光名所を1日で巡るモデルコースから、周辺エリアへの足を延ばした旅行プランまで、さまざまな目的に合わせたコースをご提案いたします。

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1日コース:高知市中心部を歩いて楽しむ歴史とグルメ巡り

午前:高知城と歴史散策

まずは高知観光の定番「高知城」からスタート。現存12天守の一つとして名高く、天守閣からは高知市内が一望できます。城内では坂本龍馬をはじめとする土佐藩ゆかりの展示も充実しています。

昼食:ひろめ市場で土佐の味を堪能

高知城から徒歩約5分の「ひろめ市場」では、かつおのたたき・ウツボ料理・清水サバ寿司などの地元グルメを味わえます。地元の人と観光客が一緒になって食事を楽しむ屋台村のような雰囲気が魅力です。

午後:はりまや橋と周辺散策

昼食後は「はりまや橋」やその周辺を散策。「高知よさこい情報交流館」でよさこい踊りの歴史に触れたり、ショッピングも楽しめます。希望すれば、レンタサイクルで鏡川沿いを走るのも爽快です。

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半日コース:桂浜と坂本龍馬ゆかりの地を訪ねて

午前または午後:海辺の絶景と歴史体験

桂浜」は高知市南部に位置する景勝地で、弓なりの浜辺と太平洋の雄大な眺めが楽しめます。海辺の坂本龍馬像は記念撮影スポットとしても人気。隣接する「坂本龍馬記念館」では彼の生涯を学ぶことができます。

市内からはとさでん交通バスで約30〜35分とアクセスも良好です。

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1泊2日コース:高知市+自然豊かな周辺エリアへ

1日目:高知市内観光(高知城〜ひろめ市場〜桂浜)

市内の主要観光地をゆっくり巡る。夜はひろめ市場や帯屋町周辺の居酒屋で、土佐の郷土料理と地酒を楽しみましょう。宿泊は高知駅周辺や中心市街地がおすすめです。

2日目:仁淀川または龍河洞など自然・文化体験

2日目は車やレンタカーで周辺地域へ。特におすすめは「仁淀ブルー」と称される美しい水を誇る「仁淀川」や、日本三大鍾乳洞のひとつ「龍河洞」。いずれも高知市から車で約1時間ほどです。

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自然満喫コース:四万十川や足摺岬を巡る(2泊3日以上)

1日目:高知市観光

定番の市内観光地を巡って宿泊。翌日は早朝から移動がおすすめです。

2日目:四万十川を訪ねる

四万十川」は“日本最後の清流”として知られ、屋形船・カヌー・沈下橋めぐりなど、自然とふれあうアクティビティが充実。中村市(現・四万十市)まで高知市から車で約2時間30分。

3日目:足摺岬で絶景を

最終日は四国最南端の「足摺岬」へ。断崖絶壁から望む太平洋の大パノラマは圧巻で、隣接する「足摺岬灯台」や「金剛福寺」も見どころ。途中、「ジョン万次郎資料館」もおすすめです。

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